Madarao Forest Trails 50km
無事、完走した。
ここまで大変だった。
幼少から泳ぐことだけは好きだったものの、
球技も、走ることもほんと好きじゃない。
部活でバスケットをしていたけど、
同級生が入部するからというだけでほんと興味もなかった。
と、この年齢にきて一番避けてきた…走ることを選択したのだ。
50kmのレースを完走するのって(実際は47kmに短縮)、
そう簡単じゃないだろうなと思っていたし、
実際は去年リタイアしたし、
走り始めて1年8ヶ月かかった。
ほんとに最初走り始めた頃は、
8:30~9:00/km
のペースでゼェゼェ。歩いているようなもんで。
本番3ヶ月前にようやく 6:00/km までペースアップ。
練習したらなんとななるもんで。
そこからパートナーとトレイルで一生懸命に最後の仕上げにとりかかる。
普段から一緒にご飯もいくし、仕事の話もたくさんするし、仕事も絡む中だから、
お互いの長所短所をカバーしながら成長しあってきた。
といっても、ほとんど引っ張ってもらった。
そしていよいよスタート。
こういうときに限って、
悪条件の雨。結局ゴールまでずっと雨。
気分はあまりよくなかったけど、
練習も対策もばっちりで、
あとはちゃんと自分をコントロールするだけ。
最初、気分がよくて第1エイドまでとばしすぎたものの、
なんとなく体調が良いこともあって笑顔。
パートナーに自分のハードシェルを貸したものだから、
予備にもってきていた母のハードシェル姿。ちょっとシェイプが…
カラダは冷えるし、燃費の悪い体質だから、
エイドで食べる食べる。
持参の補給食も塩分もどんどん摂取。
第2関門まではけっこう順調で、
あとは止まらず進むのみ。
通過後に膝が痛くなってきだしたものの、
もうこんなに距離走ってんだから仕方のないことと、
変にひらきなおっておりました。
2人とも登りはぜんぜん止まらずにすみ余裕すらある感じで、
だけど下りが膝を中心に脚にくるくる。
もうね、
この看板が見えた頃は、
ボランティアの方もね、
「歩いても完走できますから〜」
って仰ってくださって、さらに安心してゴールまで行きました。
各ポイントに立ってくださってるボランティアスタッフの方に、
どれだけ勇気づけられたことか。
そしてゴール前の最後の下りが、
一番、膝にきたものの、
8時間12分でゴール。
完走できたら良し。
と思っていたから、すごい嬉しかった。
師匠 超絶優しい鬼コーチ笑
【建築設計から環境主義のアウトドアアパレルへ、そして不動産投資の世界を見た建築デザイナーの話】
TURNAROUND
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