建築と農業と環境のことと〜環境のこと【1】

この分野に関心をもったのは17歳で、

豊島産業廃棄物事件の訴訟を担当した弁護士を知ったことから。


環境ってけっこうやばいんじゃないかって、

初めて危機感を覚えた。

訴訟を手がけた弁護団の団長が中坊公平さんでなければ、

目に留まっていなかったかもしれません。


建築屋さんなので安藤忠雄がきっかけだと思われがちですが…

実はその頃はまだ瀬戸内オリーブ基金もありませんでした。

ユニクロはいまもレジ横に募金箱を設置しています。


その訴訟の解決法がとても画期的で、

ゴミを廃棄した業者を責め立てるのでなく、

ゴミ処理で利益もえたのだから、

産業廃棄物は島外に持ち出すのでなく、

もう島の中で処分しきっちゃいましょうという解決法。


この方法を推したのはほかでもない中坊さん。

平成の鬼平…って異名もあったくらいの方。

ぼくはこの方に強く関心を抱き、志していた建築の道を少しそれることになります。話はまたちがうテーマで。


高校2年生のぼくにはとても考えられなくて、

その方法で島民を説得したというのだから、

そりゃあ興味もちますわな。

人のせいにするのが世の常なんて思っていた当時ですから、

このおじいちゃんすごいなぁって。


そこから、

森永ヒ素ミルク事件、豊田商事事件、住専問題…

へと、環境問題、消費者問題、金融取引…

について興味をいだいていくことになります。

いま携わっている不動産投資はまさに金融取引ですね。


話が逸れました。

また次回。


【建築設計から環境主義のアウトドアアパレルへ、そして不動産投資の世界を観た建築デザイナーの話】

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